フォーブス・トラベルガイド厳選、2025年に訪れるべき「12の旅行先」
ウェルネス・ツーリズムの人気は続く
■モロッコ 2030年のFIFAワールドカップ開催に向け、ホテル業界の急成長が見込まれているモロッコ。5つ星ホテルの「Royal Mansour Marrakech(ロイヤル マンスール マラケシュ)」は2024年、マラケシュに加え、カサブランカとタムダ湾にも新たなホテルをオープンした。 そのほかリッツ・カールトンやフォーシーズンズ ホテル、パーク ハイアット、セント レジスなども、国内各地に施設を開業。2025年にはさらに多くの高級ホテルが、開業を予定している。 ■サンタモニカ/米カリフォルニア州 サンタモニカ・ピア(桟橋)とそこに作られた世界でただ1つの太陽光エネルギーで動く観覧車が有名な南カリフォルニアのサンタモニカ市は2025年、誕生から150周年となる。新たなルネッサンス期を迎えた同市ではすでに、レストランやスパ、ホテル、ワイナリーが運営するテイスティングルームの開業などが相次いでいる。 ■スンバ島/インドネシア 米国の非営利団体Global Wellness Instituteによると、ウェルネスツーリズムの年間平均成長率(2022~2027年)は、16.6%と予想されている。 ウェルネスを求める多くの人が向かう場所の1つが、インドネシア・バリ島から飛行機で約50分の距離にあるスンバ島。手つかずの自然に囲まれ、人混みもないこの島は、まるで別世界。NIHI Sumbaでは、ゲストが自然とのつながりを感じることができるワイルドウェルネス・プログラムを提供している。 ■モルディブ インド洋に浮かぶ1192のサンゴ島からなる群島、モルディブは、水上ヴィラや透明な海、人里離れた環境が、実現し難い夢のバケーションをかなえてくれる場所。もう1つの、ウェルネスツーリズムを求める人たちに人気の場所でもある。 ■ブリスベン/豪クイーンズランド州 オーストラリア第3の都市でもあるクイーンズランド州の州都ブリスベンは、亜熱帯気候の自然が美しく、アウトドアアドベンチャーを楽しむのにも最適の場所。ブリスベン川ではカヤック、ダギラー国立公園では熱帯雨林を歩くトレッキングを楽しむことができる。
Jennifer Kester