フォーブス・トラベルガイド厳選、2025年に訪れるべき「12の旅行先」
世界の主要都市では2025年、大規模なイベントの開催や注目度の高い施設などのオープニングがいくつも予定されている。だが、フォーブス・トラベルガイドの調査では、旅行者たちがより関心を示しているのは、「遠く離れた場所」。ウェルネスを重視した休暇は、引き続き高い人気を維持すると考えられる。 【画像】フォーブス・トラベルガイドがオススメする旅行先 こうしたトレンドが示すのは、自分自身のウェルビーイングや自然とのつながりを優先させる独特な、自分を豊かにしてくれるような旅の体験を求める人が増えているということ。静かなモルディブのビーチから、活気あるブータンの文化景観まで、これらの目的地では、一般的な休暇にとどまらない、多様な体験をすることができるだろう。 旅の動機が何であれ、フォーブス・トラベルガイドが作成したこのリストには、あなたが2025年に訪れてみたい場所のいくつかが、含まれているかもしれない。 ■ニュー オーリンズ/米ルイジアナ州 2025年2月に第59回スーパーボウルの試合が行われるニューオリンズでは、50周年を迎えるスーパードームの改装や、シーザーズ・ニューオーリンズの改修などが行われた。歴史あるフレンチ・クオーターでも、有名ホテルの改修が行われるなどしている。スーパーボウルの観戦後に食事を楽しめるレストランも数多くある。 ■ブータン ヒマラヤ山脈の東に位置する南アジアの小さな王国は、ウェルネスと環境保護の分野で大きな進歩を遂げている。政策として国内総生産より国民総幸福量を優先するブータンは、カーボンネガティブを実現した世界初の国。森林被覆率を最低60%とすることが、憲法で義務付けられている。 また、同国では現在、「マインドフルネス・シティ」の開発計画が進められている。 ■モナコ公国 バチカン市国に次いで世界で2番目に小さい国、モナコに訪れるべき理由は、華やかなカジノとエキサイティングなF1グランプリだけではない。 魅力的なビーチや世界最古の水族館の1つがあるほか、毎年開催されるジャズ・フェスティバルも、旅の目的になる。美食の国としても知られている。