人気女子アングラーが全釣り人の憧れ「マグロ釣り」に挑戦! 石垣島での激闘の記録
参加者は石垣島在住の女性アングラーと、関西から遠征してきたメンバー合わせて7名。「大洋丸」さんにお世話になり、キャスティングとジギングで大型マグロを狙いました!
灼熱の太陽の下、約2時間船を走らせて人工魚礁、パヤオに到着。 キャスティングチームは、船の先端(ミヨシ)でルアーをキャストします。
海面にナブラはできていないので、船長が海中のソナーを見ながら、ベイト反応がある方向にルアーを投げる“誘い出し”で狙います。 ちなみにナブラとは、大きな魚に追われた小魚の群れが、海面にバシャバシャと跳ね上がる様子のこと。 ジギングチームは、キャスティングチームの後ろで、反応がある棚を縦に狙います。
開始早々、かわいいサイズのキハダマグロ(キメジと呼びます)が釣れました。 ジギングでは、カツオやツムブリのゲストもHIT!
格好良いシイラも、ルアーに反応して遊んでくれました。
青い海にグリーンの魚体が映えまくります。
そして遂に、本命の大型マグロが私のルアーにHIT! ルアーを動かしたあとしばらく止めていたら、突然水飛沫がバフっと舞い、マグロの頭が見えました。この瞬間がたまらなく興奮します。 マグロがルアーをくわえたまま一気に走り出すので、糸のテンションが抜けないようにリールを巻き続け、船に寄せていきます。 水温が高い海の魚は、馬力が凄くて、ジャーーーっと糸が止まらない! やっと足元にマグロが寄ってきても、また走られてどんどん自分の体力も奪われていきます。
「もう疲れてリールが巻けない」と弱音を吐きそうになりながら、耐えて耐えて海面にあげていきます。 ギラギラとシルバーに光る魚体が見えてきたと思ったら、足元でクルクル円を描きながらマグロが上がってくるので、射程距離まできたら船長が最後にギャフ(釣れた魚を針先に引っかけて取り込むための釣り具)を打って船に上げてくれました。
船の上にドーンッと上がったマグロの姿を目にすると、「ありがとう!」と感謝の気持ちでいっぱいになります。