現在19位のエヴァートン

エヴァートンの次期監督候補にあがるサッリ photo/Getty Images

ナポリやチェルシー、ユヴェントス、そしてラツィオなどを率いてきた名将の1人であるマウリツィオ・サッリ監督がプレミアリーグに復帰する可能性があるようだ。 サッリは昨シーズンの途中でラツィオの監督を電撃辞任して以降、現在までフリーの状況が続いている。そんな名将に目をつけたのがエヴァートンのようだ。クラブの新オーナーになった「フリードキングループ」がサッリ監督の招聘に意欲的だという。伊『Corriere dello Sport』が伝えている。 フリードキングループは米国の資産家ダン・フリードキン氏が率いるグループで、セリエAのローマのオーナーとしても有名だ。 現在エヴァートンはショーン・ダイシ監督が率いているが、ここまでプレミアリーグ5試合を終えて、1分4敗で19位に沈んでいる。同監督には早急な立て直しが求められているが、状況が変わらないままであれば、指揮官交代が濃厚だと考えられている。 ダイシ監督へのプレッシャーは高まっており、エヴァートンは再編に向けた動きに出ることが予想される。『METRO』によると、ブックメーカーの間ではデイビッド・モイーズが後任として考えられているようだが、チェルシーやブライトンを率いたグラハム・ポッター監督が就任する可能性もあると英『Football Insider』は伝えており、様々な後任候補の名前が現在は挙がっている。 まずはプレミアリーグ初勝利を飾ってこの騒動を落ち着かせたいところではあるが、今節のクリスタル・パレスとの一戦で勝ち点3を獲得できるか。