ダルビッシュ母「私の方が緊張した」 日米200勝達成、地元で祝福
米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手（37）が日米通算200勝を達成したことを受け、出身地の大阪府羽曳野市で号外が配られ、市役所には懸垂幕が掲げられて偉業を祝った。 【写真で振り返る】東北高校時代のダルビッシュ投手 ダルビッシュ投手は名誉市民であるとともに、市のスポーツ・観光大使を務めることから、一般財団法人「大阪はびきの観光局」がパブリックビューイング（PV）を急きょ企画。市民ら約30人が詰めかけ、チームの勝利が決まると、スティック型のバルーンをたたいて喜んだ。 ダルビッシュ投手の母郁代さん（65）も観戦。「私の方が緊張した。本当に良かったです」と笑顔を見せた。ダルビッシュ投手の実家と同じ地域に住むという和田美千世さん（75）は「やっぱりヒーロー。偉大な選手が地元から出てくれてうれしい」と喜んだ。同局が作成した号外が近鉄古市駅近くで配られ、乗降客らが受け取っていた。 市役所では「祝 日米通算200勝達成!!ダルビッシュ有投手」などと書かれた懸垂幕（縦10メートル、横1メートル）が掲げられた。1カ月程、掲示するという。山入端（やまのは）創（はじめ）市長は「世界で活躍されるダルビッシュ投手はまさに市民の誇り。その姿は市民だけでなく広く国民に夢と希望を与えておられ、ますますのご活躍を期待しております」とのコメントを寄せた。【新宮達】
