ウクライナ北部でアパート被弾 17人が死亡 61人が重軽傷
チェルニヒウ、ウクライナ、4月18日 (AP) ― ロシアのミサイル3発が4月17日、ウクライナ北部チェルニヒウにある8階建てアパートを直撃し、少なくとも17人が死亡した。 首都キーウの北約150キロ、ロシアとベラルーシ国境に近い人口約25万人のチェルニヒウに対するこのミサイル攻撃で、子ども3人を含む少なくとも61人が負傷した。 今回のロシア軍の攻撃は、戦争が3年目に突入し、重大な岐路に差し掛かっているときに行われた。雪解け期までに西側からのさらなる軍事的支援がなければ、ウクライナはロシアの強大な力に翻弄されることになる。 約1000キロにおよぶ戦線で、冬の間ロシア軍に劇的な前進はなく、代わりに消耗戦に集中した。しかし、軍事アナリストによれば、ウクライナの砲弾、兵員、装甲車の不足に乗じて、ロシア軍は徐々にではあるが前進しているという。 (日本語翻訳・編集 アフロ)