露特殊部隊がテロ容疑者殺害 過激派北カフカスでテロ計画
ナリチク、ロシア、4月12日 (AP) ― ロシア連邦保安庁の特殊部隊は4月11日、同国南西部でテロ活動を計画していたとして、容疑者2人を殺害した。国家対テロ委員会が明らかにした。 容疑者は、北カフカスに位置するカバルダ・バルカル共和国の首都ナリチク郊外の民家にこもり、ロシア連邦保安庁特殊部隊と銃撃戦になり、殺害された。 対テロ委員会は、容疑者らが計画していたテロ行動に関して詳細を明らかにはしなかった。 銃撃戦は、145人が死亡したモスクワのコンサートホールでの武装集団による襲撃事件後、治安への懸念が高まっているなかで起こった。 コンサートホールの襲撃は、「イスラム国」の関連組織が犯行声明を出した。 カバルダ・バルカル共和国は、イスラム過激主義が数十年にわたって醸成されてきた北コーカサス地域にある。 (日本語翻訳・編集 アフロ)