ドイツ軍がリトアニアに駐留 第2次大戦後初の国外常駐
ビリニュス、リトアニア、4月9日 (AP) ― ドイツ政府は4月8日、バルト三国のリトアニアに常駐するドイツ軍戦闘部隊の予備司令部要員を、同国に派遣した。旅団規模の部隊は2027年までに、戦闘態勢を整える。 第2次世界大戦後に、ドイツ軍戦闘部隊が国外に常駐するのは初めて。計画ではドイツ陸軍の兵士4800人と軍属200人が、家族を呼び寄せて駐留する。 リトアニアのカスチューナス国防相は、ドイツ軍の存在を「ドイツの信頼性の証明」であり、「我々とこの地域全体にとって、とても重要なことだ」と述べた。 予備司令部は2024年末までに、約150人に増強される予定だ。 (日本語翻訳・編集 アフロ)