名古屋のハンバーガーショップのイベントで「オリジナルアートグッズ」づくり話題に
「世界に1つの自分だけのもの」を作ってもらいたい
店に来てくれる客一人ひとりの顔を思い浮かべながら、届けていきたい。そんな思いで店を始めた。ライブイベントも規模は小さくていいから不特定多数に向けるのではなく、「この人はこの音楽が好きだろうなあ」と、まるでオーダーメイドのように。このアートイベントも同じだ。「世界に1つの自分だけのもの」を作ってもらうことに、どうしてもこだわりたかったという。「そうじゃなければウチでやる意味はないから」 昨年12月、大阪発の人気ファッション誌『カジカジ』の特別編集号として出版された『N:BOOK』が話題となった。今までの名古屋にはなかったタイプのハイセンスなタウンガイド。ラーダーも大きく掲載された。 「大阪だったら、きっと埋もれちゃうような店だと思うんですけどね」と、あくまで謙虚に笑う丹羽さん。しかし、名古屋だからこそできること、名古屋のお客さんのためにできることを、あくまで優しく、したたかに、ゴキゲンに、やり続けているのが魅力ではないだろうか。 (編集プロダクションエディマート 大塚亜依)