イルカに餌を与えないで……って「うどん」? 四国水族館の注意書きが話題 「香川にあると知ってほしい」
四国水族館のイルカプールに設置された注意書きが先日、SNS上で注目を集めました。「餌を与えないでください」と呼びかけるイラストなのですが、餌がうどんになっているのです。「香川県にあると知ってほしい」と話す担当者を取材しました。
香川県にあります
香川県宇多津町にある四国水族館。 四国に生息する生き物や歴史や文化を感じられる展示があり、「来館したらきっと四国を巡りたくなる」という思いを込めて名付けられたそうです。 話題になったのは、イルカプールの前に設置されている注意書き。 イラストと文字で「水がかかることがあります」「イルカに触れないでください」といった内容が書かれています。 注目されたのは「餌を与えないでください」の部分。 口を開けたイルカの目線の先には、なぜかうどんが置かれています。 「うどん県」ならではの注意書きに対し、SNS上では「やっぱり香川」「うどんが主食なのね(笑)」といったコメントが寄せられています。
広報担当者に聞きました
四国水族館の広報担当者によると、この注意書きは2020年のオープン当初から設置してあるそうです。 「もちろん、普段からイルカがうどんを食べているわけではなく、来館者に注目されるようにと設置しました」 館内のレストランではうどんも提供しており、ミュージアムショップではおみやげ用の「鮫饂飩(さめうどん)」もあります。 鮫の軟骨をパウダー状にしてうどんに練り込んだ商品で、四国水族館限定で販売している商品です。 他にも、動物のキーホルダーなどにもうどんが登場しています。 ここまでうどんアピールをするのには、実は理由がありました。 「四国水族館という名称なので、どこにあるかご存じない県外の方にも『うどん=香川』で覚えていただければと思っています」