ルイ・ヴィトン、村上隆とのコラボレーション20周年を記念したリエディション・コレクションを発表
ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)は、現代アーティスト・村上隆とのコラボレーション20周年を記念したリエディション・コレクション「LOUIS VUITTON × MURAKAMI」を発表。12月27日(金)より一部商品の先行予約が始まり、2025年1月1日(水・祝)にはフルラインナップが発売される。 【写真63点】ルイ・ヴィトンと村上隆のコレクションアイテム一覧 「LOUIS VUITTON × MURAKAMI」は、オリジナル・コラボレーションが持つ楽しさと永続性を再確認するものであり、当時メゾンのアーティステイック・ディレクターを務めていたマーク・ジェイコブスのために村上が制作したプレイフルなアートピースの数々が、時を経てウィメンズ・レザーグッズやアクセサリーに形を変えて展開される。アイテムの総数は200点以上にも及び、ルイ・ヴィトンの歴史上初めてアレンジを施し、再解釈されたモノグラム・パターンを配したシティバッグを初め、多種多様な服飾小物やフレグランスなどがラインナップ。 コレクションは2章立てで構成されており、2025年1月からスタートする第1章では、約170点超のアイテムが展開される。注目は、33色のLV イニシャルとモノグラム・フラワー モチーフからなる“モノグラム・マルチカラー”で、メゾンを象徴する「スピーディ」や「アルマ」といったホワイトのシティバッグや「ヴァニティ・チェーン ポーチ」、「ナノ・スピーディ」などの小物類、さらに、ウェッジソールのエスパドリーユや33点のバッグを収めたオーダーメイド仕様のトランク「マル・ヴェスティエール」などに用いられる。同モチーフは、ブラックを基調としたアイテムにも取り入れられており、こちらはバッグ類に加え、バケットハット、財布、サングラスといった小物、ミュールやスニーカー、サンダル、バレリーナなどのシューズ類、ならびにシルクカレに使用される。村上によって生み出された大胆な「モノグラム・マルチカラー」は、20年前のコラボレーションで初披露されたものだが、今回のリエディションでは、最先端のデジタル印刷を駆使することでより進化を遂げた。 他にも村上によるオリジナルキャラクター“スーパーフラット・パンダ”が、バッグやスニーカー、キーリング、スケートデッキの上で躍動。厳選されたフレグランスも色とりどりのキャラクターやモチーフがパッケージを彩るなど、メゾンが培ったクラフツマンシップや伝統的なサヴォアフェールにコンテンポラリーアートのエレメントを加味して、新たな息吹を吹き込んだ。なお、2025年3月に登場予定の第2章では、村上の“チェリーブロッサム”パターンにフォーカスしたラインナップが予定されているという。 また、本プロジェクトの一環として2025年1月2日(木)から東京・原宿にてLOUIS VUITTON × MURAKAMI・POP-UP STOREがオープン。ニューヨークやミラノなど、世界7都市で展開されるポップアップの中でも最大規模となる東京会場では、リエディション・コレクションの多くが実際に手に取って見れるほか、会場内にベンディングマシーンを設置し、アーカイヴ製品や映像を鑑賞することができる。 ホリデーシーズンの一大トピックとなりそうな「LOUIS VUITTON × MURAKAMI」リエディションは、2024年 12月27日(金)より、一部の先行予約を公式サイトおよび公式アプリ「Louis Vuitton App」にて開始予定。また、2025年 1月1日(水・祝)にはフルラインナップが公式サイトと公式アプリでも発売。その他の店舗に関しては、1月2日(木)より発売予定となっている。 Text: Tetsuya Sato