ホンダはインドで激戦の4m未満セダン市場に第3世代「アメイズ」を投入! 12月4日のワールドプレミア前に内外装のデザインが明らかに
ホンダは全長4m未満のコンパクトなセダン「アメイズ」をインドなどで販売している。小型セダンはインドでは競争の激しい市場であり、各ブランドが力を入れている領域だが、ホンダはこのたび、そこに投入する第3世代アメイズのデザインスケッチを公開した。 ホンダは、同ブランドのコンパクトセダン「アメイズ」の次期型の内外のデザインスケッチが初公開。それに合わせて、同モデルのワールドプレミアが12月4日に行われることがわかった。 【画像ギャラリー】ホンダ アメイズ 新型 ティザーイメージ アメイズは全長3995mmという超コンパクトセダンで、2013年に初代が発売された。現行型となる第3世代は2018年に登場。ディザイアも同サイズの超小型で7年ぶりのフルモデルチェンジとなる。小型セダンは北米やヨーロッパでは絶滅モデルかもしれないが、インドではまだ人気を博しているため、多くのブランドが力を入れているのだ。 公開されたスケッチからは、伸びのあるプロポーション、高級なスタイルと洗練されたタッチを加えて復活する準備が整っていることがわかる。 フロントエンドは、大型のホンダモデルにインスパイアされた六角形のグリルと細長いLEヘッドライトが特徴だ。これらに、よりスポーティなインテーク、バンパー吸気口、フードには、よりシャープな表面加工が加わっている。 テールは、ホンダ「シティ」にインスパイアされており、スモーククラスターを特徴とするアグレッシブなテールライトを装備している。インテリアは、ビックのミニチュア版のようで、水平のエアコンベントと自立型インフォテインメントディスプレイを備えていることがわかる。後者は、気候制御とステアリングホイールと同様に、ホンダ「エレベイト」から流用される10.25インチのタッチスクリーンである可能性がありそうだ。 また、安全性もアップグレードされ、標準エアバッグを多数追加し、ADASをいくつか追加すると予想されている。 次期型でも同じプラットフォームをエレベイトと共有する。パワートレインは最高出力90psを発揮する1.2L直列4気筒ガソリンエンジンに、5速マニュアルギアボックスまたはCVTが組み合わされる可能性が高い。 インド市場では、ハッチバックをベースにしたスズキ新型「ディザイア」、ヒョンデ「オーラ」、タタ「ティゴール」と競合することになるだろう。
APOLLO