【アルテミスS見どころ】フォーエバーヤングの妹ブラウンラチェットの連勝に期待
初戦は鞍上も後ろを振り向く余裕すらあったブラウンラチェット。将来有望と思える走りを披露して好素材をアピール。重賞奪取も容易い。主な有力馬は次の通り。 【写真】ブラウンラチェットのこれまでの軌跡 ■10/26(土) アルテミスS(2歳・牝・GIII・東京芝1600m) ブラウンラチェット(牝2、美浦・手塚貴久厩舎)は兄がダート交流GIレースの勝ち馬でUAE・サウジの両ダービーを連勝したフォーエバーヤングという良血。自身は芝でデビューだが、スッと好位につけて折り合いも良く、勝負どころからじわじわと進出して直線は突き放す一方。テン良し、中良し、終い良し、と正に優等生のようなレースぶりだった。その内容から広い東京コースで更にパフォーマンスが上がる可能性は大きく、ここも期待できる。鞍上はC.ルメール騎手。 カムニャック(牝2、栗東・友道康夫厩舎)の初戦も大物感を漂わせる勝ちっぷり。前半は後方寄りに位置していたが、じわりと外々を回って前へ進出。直線に向くと鞍上が軽く促しただけで先頭に立ち、そのまま押し切る強いレースだった。この馬の素質も高く好勝負は必至だ。 その他、初戦が圧巻だったマイエレメント(牝2、栗東・福永祐一厩舎)、大型馬ながら有り余るスピードを見せつけたミストレス(牝2、栗東・矢作芳人厩舎)、春の東京で初戦勝ちを飾ったミリオンローズ(牝2、美浦・萩原清厩舎)、姉が重賞勝ち馬のショウナンザナドゥ(牝2、栗東・松下武士厩舎)などが重賞初制覇を狙う。発走は15時45分。