「朝の5時台には自販機で売りきれ?」ホラーなお菓子が話題!怪奇菓子が大阪伊丹空港で売れまくる訳
── 自販機というニッチな販路ですが、インパクトは大きそうですね。 ナカニシさん:ウェブ注文だと、お届けするまでに10~14日間くらいはかかるので、実物を見ながら、すぐに購入できる点で自販機を導入してよかったです。以前、浜村淳さんのラジオで紹介されたときの反響はすごかったです。モノレールの駅は、朝5時くらいから開いているようですが、朝6時前にけっこう購入されていました。 自販機に記載している問い合わせ電話番号に、高齢の方々から「使い方がわからない」と問い合わせが入ったり、早々に売り切れたので「次は、いつ入荷するの?」と電話がかかってきたり。そのときは「本日中には補充します」とお返事したのですが、販売履歴を見ると、翌朝5時50分に売れていたんです。
■学童のお弁当に入れた目玉ゼリーに娘は… ── 浜村淳さんのパワー、すごいですね!怪奇菓子職人を本業にしたお母さんについて、娘さんはどんな反応でしたか? ナカニシさん:最初は「うちのお母さん、こんなお菓子作るねん!」と自慢していましたが、小学校低学年のときに「あれ?うちのお母さんの作ってるもの、何か違うぞ」と気づいて、いったんまわりには隠す時期がありました。その前に一度、学童のお弁当に「目玉ゼリーを入れていきたい」と言われたんですよ。私は「絶対やめたほうがいい」と言ったのですが、「大丈夫!」って言うから、充血なしの目玉ゼリーを入れました。でも、やはり「気持ち悪い」と周囲から言われたみたいです。
── その後はいかがですか? ナカニシさん:メディアで取り上げられるのを見て、少しずつ認めてくれるようになりました。現在、娘は高校生ですが、学校の先生に怪奇菓子を知っている人がけっこういるそうです。怪奇菓子を知らない人には「中西怪奇菓子工房で検索して」と言っているらしいです。うちは、Tシャツやパーカーも作っていますが、それを着て登校する日もあります。