【大会9日目】メダルランキングは韓国に抜かれ7位 柔道・混合団体は王手かけるも銀 早田ひな&シダマツペア&フェンシングで銅3つ
大会9日目、日本は柔道・混合団体決勝で、宿敵フランスを追い詰めながらも銀メダル、卓球女子シングルスとバドミントン女子ダブルス、フェンシング女子サーブル団体で銅メダルを獲得しました。メダルランキングでは韓国に抜かれ6位から7位になりました。 【画像】女子サーブル団体で初の銅メダルにピース
■早田ひなが痛みに負けず銅メダル獲得 メダル確定の瞬間には泣き崩れるも
卓球女子シングルスで早田ひな選手は、準々決勝で平野美宇選手を破った韓国のシン ユビン選手との3位決定戦に登場。左腕の前腕にテーピングを巻いた状態で戦い抜き、銅メダル獲得です。 早田選手は第1ゲームを9-11で落としますが、第2ゲームは4連続ポイントを奪うなど13-11で早田選手が取り返す展開。続く第3ゲームも奪い逆転に成功すると、その勢いのまま第4ゲームも奪います。 その後は1ゲームを落としますが第6ゲーム、連続ポイントを奪うと最後は相手のミスで勝利。銅メダルが確定した瞬間、早田選手はその場で泣き崩れるほどの苦しい一戦でした。
■シダマツペアがストレートで勝利 銅メダル獲得で笑顔
バドミントン女子ダブルス3位決定戦。志田千陽選手と松山奈未選手の“シダマツペア”がマレーシアのペアをストレートでやぶりました。初のオリンピックの舞台での銅メダル獲得です。 第1セット中盤から、5連続ポイント、2度の4連続ポイントなどで21-11と制します。第2セットも21-11で奪いストレート勝利で日本勢としてはこの種目では2大会ぶりのメダル獲得となりました。
■王者相手に激闘の末に銀メダル 2大会連続フランスに決勝でやぶれる
合計6人で戦い、4勝したチームが勝利する団体戦。日本は東京大会で屈したフランスと再び決勝で対戦。2大会連続で敗れました。 村尾三四郎選手が男子90キロ級で内股一本で勝利し幸先のよいスタート。続く女子70キロ超級では高山莉加選手が女子78キロ超級銅メダルのディコ選手から技ありを奪い連勝とします。 3戦目の男子90キロ超級では、斉藤立選手が、男子100キロ超級金メダルのリネール選手と激突。王者相手に粘りますが。内股で一本負けし日本の2勝1敗。続く女子57キロ級では角田夏実選手が得意のともえ投げで勝利を飾ると、5戦目の男子73キロ級には阿部一二三選手が登場。すくい投げで敗れて3勝2敗となりました。 続く女子70キロ級は、高市未来選手がアグベニュー選手に敗れ、むかえた7戦目。抽選により男子90キロ超級の斉藤選手とリネール選手が再び激突します。ゴールデンスコア方式の6分26秒に大内刈りで一本負け。惜しくもフランスに屈し、銀メダルとなりました。