“フリックバルサ”成功のカギは復活のバルデ ビッグクラブ相手でも左サイドを制圧出来るか?
ダイナミックなプレイを披露中
ラ・リーガ開幕4連勝と最高の形でシーズンをスタートさせたバルセロナはレアル・マドリードらのライバルたちと勝ち点4の差をつけて単独首位に立っている。新監督のハンジ・フリックは即戦力級の選手の獲得をダニ・オルモのみに抑えて昨シーズンから在籍しているメンバーを中心にここまで戦ってきた。 [動画]ラ・リーガ第4節バジャドリード対バルセロナ戦 ハイライト その中で、フリックが率いるバルセロナで顕著な改善のひとつがサイドバックだ。アレハンドロ・バルデは右足首の左外側靭帯の部分断裂を負う前のジョルディ・アルバの後継者と思わせるような活躍を現在も見せており、ハフィーニャが内側に切り込んで攻め込む中でバルデのランは有効に作用している。バジャドリード戦では、95%のパス成功率、4回のデュエル勝利、2回のドリブルのうち2回成功を記録した。 怪我から復帰してクラブでのダイナミックなプレイを見せているバルデは、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督率いるスペイン代表招集の噂も上がっており、更なるステップアップが期待されていると『SPORT』は報じている。 ここまでバルセロナはバレンシアやアスレティック・ビルバオといった難敵を相手に勝利を収めてきた。それでも、ここから先のチャンピオンズリーグやエル・クラシコといった更にハイレベルな対戦相手を前にバルデがどれだけ戦えるかが今季のバルセロナのタイトル獲得数に大きく関わってくると言えるだろう。