苦境のバルセロナ10番FWファティを放出か?現地メディアは2クラブが獲得に関心と報じる「売却またはレンタルの機会」
バルセロナの栄光の10番を背負うFWアンス・ファティは、今季思うような活躍を残すことができず苦しい時間が続いている。そんな同選手に対して、サウジアラビアの2クラブが獲得に関心を示しているようだ。スペインメディア『fichajes.net』は、ファティが移籍する可能性について伝えている。 【動画】バルセロナFWの芸術的ゴール! 下部組織出身のファティは、怪我などの影響もあり今季思うように活躍することができていない。リーグ戦にはわずか4試合にしか出場しておらず、ゴールもアシストも記録することができていない状況だ。また、13日には右足大腿二頭筋負傷で全治約4週間と診断されており、今季2回目の長期離脱となっている。 そんな同選手に対して、サウジ・プロリーグのアル・ヒラルとアル・ナスルが関心を示しているようだ。同メディアは、「サウジの複数のクラブがファティの獲得に強い関心を示している。そのため、ファティはキャリアに大きな変化を迎える可能性がある」と前置きした上で、次のように報じていた。 「若いファティは近年怪我やチーム内の競争により浮き沈みを経験しているが、新たなチャンスを検討している可能性がある。サウジの巨人が状況を見て、若い選手との間に前向きなオファーを出しているようだ。彼のバルサでの将来は宙に浮いており、大きな可能性にも関わらず、数年前の負傷の影響と前線での熾烈な競争が加わって出場機会が制限されている」 また、「バルセロナ側としては、この提案をチームでスターターとしての地位を確立できない同選手の売却またはレンタルする機会とみなす可能性がある」と述べた上で、「ファティの移籍の可能性は、選手が自信を取り戻してチームのプレッシャーから離れた新しい環境で最高のレベルを見つける機会となる可能性がある。別のクラブや別の国では、より多くの出場時間を獲得して新たな挑戦を得られるだろう。それが彼の成長と将来の鍵になる可能性がある」と、選手とクラブにとって良い移籍になる可能性があることを強調していた。
フットボールチャンネル編集部