キャンプ系YouTuberが徹底比較! 愛用のキャンプストーブ5機種の「メリット&デメリット」を解説してみた
キャンプの様子やキャンプグッズを紹介するYouTubeチャンネル『Ken10/camp addict』では、冬キャンプの参考にしたい「ストーブ徹底比較」動画を公開中。暖房力や燃費などの面からKen10さんがわかりやすく解説しているので、どのような点に注目すべきか確かめていきましょう。 【写真】キャンプストーブの徹底比較をチェックする(全5枚)
火力や燃費、コスパも良い商品ならPASECO
まず1つめは、PASECOの対流型石油ストーブ「JKH-1」。重量5.3kgと比較的軽いストーブながら、出力約3.0kW/hと暖房性能が高いのが最大のメリットです。タンクは5.3Lと大きく、満タンで18時間もつため1泊なら給油なしでOK。価格も1万9800円と抑えめなので、手を伸ばしやすいのではないでしょうか。 次に登場したTOYOTOMIの大型幕用ストーブ「KS-67H」は、PASECOより二回りほど大きく価格も2万9300円に。現行モデルでは最高となる出力6.66kWの高火力が最大のメリットで、冬のファミリーキャンプにぴったりです。ただし燃費は満タンで約9時間とイマイチのようなので、1泊する際は灯油タンクが必須に。
キャンパーの憧れ、薪ストーブの大人気商品
3つめは、購入当時2カ月待ちだったというPOMOLYの薪ストーブ「Dweller-Ti」。チタン製で約4.3kgと軽く、前面がガラスになっているため火の様子をしっかり確認できます。ただ石油ストーブに比べて価格が7万4199円と高いほか、火の粉で幕に穴が空くリスクや薪代がかかる点がデメリット。とはいえ見た目の良さはダントツで、ロマンをくすぐるフォルムが魅力的です。 続いてTakei Burnerの「Purple Stove 301A」は人気なのに生産台数が少なく、購入にかなり時間がかかる商品です。1.8kgとコンパクトで、見た目もキャンパー心をくすぐる良質なデザイン。小さいながらも超高出力で、火を点けたまま持ち運びでき、灯油1Lで4.5時間もちます。 点火する際のプレヒートやポンピング作業が必要ですが、Ken10さんは「それもまた楽しいです」とコメント。ちなみに価格は8万8000円で、動画に登場したストーブの中では最も高額でした。
簡易暖房として活躍するコンパクトヒーター
最後は7580円と安価で、収納時に折りたたんでおけるIWATANI「OUTDOOR HEATER」。使用時は一瞬で組み立てることができ、燃料には市販のガス缶を使用します。約1.28kWの最大火力を誇り、連続燃焼時間は約160分。点火したまま好きな場所へ気軽に動かせるのがメリットで、Ken10さんは焚き火の横に置くなどサブ用として使っているそうです。 冷え込みが厳しい冬キャンプには、どのようなタイプを選ぶにせよストーブはマスト。Ken10さんはさらに詳しく各商品を紹介しているので、気になった方はぜひ本動画をチェックしてみてください。
野中陽平