カープ育成ラミレス シート打撃で豪快弾 パワー自慢のドミニカ選手 秋季練習
広島東洋カープの育成選手モイセス・ラミレス内野手が、シート打撃で豪快な本塁打を放った。 シート打撃で本塁打を放ったラミレス 左腕高橋昂也投手と対戦。4球目の抜けたフォークを、左中間スタンドへ。最深部に一直線で打ち込み、自慢のパワーを見せつけた。ドミニカ共和国カープアカデミー出身の22歳は「感触はすごく良かった。1軍でも投げている投手から打てたのはいい感じだね」と笑顔。その後、松本竜也投手からは一塁線を破る長打も放った。 練習生から育成選手となった今季は、2軍戦で43試合に出場し、打率1割6分2厘、2本塁打。134打席で46三振と荒さが目立った。「最後の方は環境にも慣れてきて、持ち味が出せるようになった」と明かす。 秋季練習では新井貴浩監督から、右腕をたたみ、軸足で回転するフォームを教わり打撃改造中。居残り特打でも柵越えを連発し「難しくはない。打率も本塁打も、どちらももっと伸ばしたい」と意気込んだ。
中国新聞社