北陸放送

16日の朝、石川県小松市の木場潟公園東園地に設置された監視カメラにクマ1頭が映っているのが確認されました。 【写真を見る】公園の監視カメラにクマの姿　臨時休園 現場では2023年、人身事故が発生していて、管理する県は臨時の閉園措置をとりました。 県南加賀土木総合事務所によりますと、16日午前6時ごろ、木場潟公園東園地内の未整備区域の林にクマ1頭が入り込んでいる様子が、監視カメラの映像に映っていました。 けが人はいませんが、クマの行方は分かっていません。 ■ドローンでクマが潜んでいないか捜索もつかめず 17日は、消防がドローンを飛ばして、クマが潜んでいないかなど周辺の状況を確認していました。 来園した人 「クマにとってはしょうがないんでしょうけど、人間にとっては怖いですよね」 現場では、2023年10月に男性がクマに襲われけがをしていて、公園を管理する県は、これまであった柵の外側に高さ1メートルほどの電気柵を新たに設置したほか、周辺の監視カメラを追加で14台増やし対策を強化してきました。 クマが出没した東園地は、木場潟公園の中でも山寄りの国道8号に近い場所にあり、17日は臨時閉園します。 県や小松市、警察などは連携して他の園地を訪れる人や近くの住民に警戒を呼びかけています。