【東スポ杯2歳S】人気2頭以外の1戦1勝馬をチェック!東京向きの逸材とは?
東京スポーツ杯2歳ステークス2024
[GⅡ東京スポーツ杯2歳ステークス=2024年11月16日(土曜)2歳、東京競馬場・芝1800メートル] 東スポ杯2歳Sはクロワデュノール、レッドキングリーが人気の中心になりそうだが、他の1戦1勝馬も魅力たっぷりだ。 まずはデルアヴァー(牡・松永幹)。福島芝1800メートルの新馬戦後、三浦は「返し馬からいい背中をしていると思いました。馬群が経験できたのも良かったですし、手前を替えてからの伸びも良かったです」とレース内容を評価しつつ、「まだエンジンがかかり切っていない感じもあるので、広いコースならもっといいと思います」。つまり、福島よりは圧倒的に東京向き。松永幹調教師も先週の時点で「レースでも追ってからの伸びが良かったので、広いコースは合っていると思います」と話していた。 一方、8月の新潟芝外1800メートルでデビューVを飾ったジーティーマン(牡・小栗)は先週の動きが良かった。栗東ウッドで新馬2頭を相手にしたが、大きく追走→直線で豪快に突き放す内容で、状態の良さを体現(6ハロン81・5ー11・5秒)。「上質のバネを感じさせ、間隔を空けたことで、馬体面の成長も見て取れる」というのが調教班のジャッジだ。 1戦1勝馬はまだここにも。サトノシャイニング(牡・杉山晴)については、先週、東スポ競馬Webの新機能「記者メモ」にこう書き込まれていた。 「能力はあるけど、左手前ばっかりを出す馬で右を出してほしいところがある。まだ左右のバランスを均等に使えていないところがあるので、そのあたりを修正しつつ調整している」「東京ワンターン1800メートルは瞬発力勝負になりやすいのでそれに対応できるかどうか」と担当の小川助手。ポテンシャルで課題をカバーできるか、要注目だ。
東スポ競馬編集部