アストン・ヴィラのターゲットはアーセナルの悩める10番か 進化を続けるチームで序列が上がらないスミス・ロウの気になる去就
以前にも興味を示していたが
今シーズン、プレミアリーグで大躍進を遂げたアストン・ヴィラ。最終的に4位でフィニッシュし、41年ぶりにチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。 来シーズンはよりタフな1年になることが予想されており、チームのレベルアップを図るためにも今夏の補強は大事だ。ルートン・タウンで復活を遂げたロス・バークリーの獲得が近づいていると考えられている中、ベン・ジェイコブス記者によると、ヴィラはアーセナルに所属するエミール・スミス・ロウの獲得にも興味を持っているという。英『GIVEMESPORT』が伝えている。 2021年にもヴィラはスミス・ロウの獲得に興味を持っており、3000万ポンドのオファーを提示したが、これはアーセナルによって拒否されていた。それでもヴィラのスミス・ロウへの関心はまだ続いているようであり、アーセナル退団も囁かれる今夏に再び動く可能性があるようだ。 スミス・ロウはアーセナルで10番を背負い、クラブの将来を担う存在として長年期待を寄せられていたが、ミケル・アルテタのチームでは1番手になれない状況が続いている。怪我の影響もあったとはいえ、今シーズンは公式戦19試合の出場に留まり、プレイ時間も474分に留まっている。 来シーズンこそタイトル獲得に向けて、アーセナルも今夏に積極補強に動く可能性が高く、スミス・ロウを始めとする何人かのアカデミー育ちの選手が放出候補となっている。完全移籍となるのかレンタル移籍になるのかはまだ不明ではあるが、ヴィラにとっては獲得できれば戦力アップにつながる。 アーセナルの悩める10番は今夏にアーセナルを離れることはあるのか。スミス・ロウの去就に引き続き注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部