王者セムジュ・デビッド、判定勝ちで初防衛 日本ウエルター級タイトル戦【ボクシング】
ボクシング日本ウエルター級タイトル戦が12日、東京・後楽園ホールで行われ、王者セムジュ・デビッド(32)=中日=が同級1位・小畑武尊(26)=ダッシュ東保=を判定3―0で下し同級王座を初防衛した。ウガンダ代表として東京五輪に出場し、3月に名古屋市にある中日ジムから日本デビューしたデビッドは、上体の動きで相手をいなしながら軽快にパンチを当てていく独特のボクシングでリングを支配。ぐらつかせるような場面はなかったがほとんど主導権を譲らず勝ちきった。 「すごくうれしい。相手はとてもいい選手だった。私にはさらに高い目標がある。チーム、コーチ、応援してくれる人たち、ありがとうございます」と、デビッド。これで7勝(4KO)1敗。敗れた小畑は14勝(6KO)7敗1分けとなった。
中日スポーツ