アン ミカ「切り替えるのが上手いだけ。基本的にはちゃんとネガティブ」上手な気持ちの切り替え方とは?
13刷ロングセラーとなった『ポジティブ日めくりカレンダー 毎日アン ミカ』から待望の最新作!金言が散りばめられた新作『スーパーポジティブ日めくりカレンダー 今日もアン ミカ』(講談社)が6月11日に発売されました。今回は、ポジティブの代名詞的存在でもあるアン ミカさんご自身のポジティブ精神についてや、ご自身が心の荷を下ろせる存在について、詳しくお伺いしました。 【見るだけで元気に!】アン ミカ「大反響の“ポジティブ日めくりカレンダー”最新作に込めた思い」
「根っからのポジティブではないと思う」
――世間からはポジティブの代表としても名高いアン ミカさんですが、ご自身のことをポジティブな人間と認識していますか。 どうなんだろう。基本的にちゃんとネガティブなので、ポジティブに切り替えるのが上手い人だと思っています。根明なほうではあるだろうけど、物事に真剣な分、怒りや悲しみのコミュニケーションもしっかり取る。それに、ずっとポジティブな人って、本当に苦労している人の気持ちを共感することは難しいと思います。自分がネガティブな側面を持っているからこそ、相手の気持ちや悩みに寄り添うことができる。そう考えると、ちゃんと自分は悩む人だし、根っからのポジティブではないと思います。 ――ネガティブに陥ったとき、どのように気持ちを切り替えますか。 このカレンダーにある言葉が本当に私の手帳に入っているので、それを自分の中に刷り込ませたうえで、「このときはこういう気持ちだった」みたいなことも書き込むようにします。書き込むと、自分の現状を冷静に理解できるので、気持ちが切り替えやすいんです。 あとは感謝のお祈りを毎日朝晩しているのですが、手を合わせると自然に出てくる言葉があるので、それが自分の内なる部分だと思い向き合うようにしています。お祈りすると気持ちもスッキリして切り替えられることが多いですね。 ――翌日にネガティブな感情を引きずることは? あまりないですね。前日の夜に起こったことは次の日の朝に喋りますけど、そこから先はもう終わり。切り替えないと楽しくない。この切り替えが上手いってことは、やっぱりポジティブなのかしら(笑)。