事故の被害者遺族がJリーグ決勝を観戦 「夢を持てる足がかりに」警視庁が招待
All Nippon NewsNetwork(ANN)
事故で子どもや親を亡くすなどした被害者の遺族らを、警視庁がサッカー・Jリーグの決勝に招待しました。 2日に国立競技場で行われたYBCルヴァン・カップ決勝に招待されたのは、事故で子どもや親を亡くすなどした遺族ら21人です。 2003年にトラックによる交通事故で、当時6歳の長女を亡くした佐藤清志さんの家族も試合を観戦しました。 事故で長女を亡くした佐藤清志さん(60) 「娘を亡くすと親自体が外に出ることができない。こういう機会をいただいて、犯罪被害者の家族がそろって気兼ねなく外に出られる機会を与えてくれて、大きな力になっている。私自身サッカーが好きなので、たまらない試合になりました」 警視庁犯罪被害者支援室 日比野悟郎支援官 「プロ選手の活躍を目の当たりにして『自分も頑張ろう』と将来に向かって希望を見いだせる、夢を持てる足掛かりになれば」 試合前にはグラウンド見学も行われ、監督や選手が座るベンチで写真撮影をするなどして楽しみました。 警視庁は2015年から同様の取り組みを続けています。
テレビ朝日