おせち料理きれいに盛り付けて 越前市の企業で厚紙の重箱作りが最盛期 洋風料理向けも受注が好調
FBC福井放送
師走に入り、越前市内の企業では、厚紙を加工したおせち用の重箱作りがピークを迎えていて、洋風の料理にも合うように種類を増やして注文が増えているということです。 光沢のある黒で、重厚感のあるおせち用の重箱。厚紙で作ったもので、飲食店のほか、料理の通信販売にも用いられています。 紙製品の加工を手掛ける越前市の企業では、年末に向けて重箱やトレイの製造がピークを迎えています。 最近は若者のおせち離れが進んでいることから、今年は従来の黒い重箱に加え、洋食に合うようなグレーや茶色など6種類を新しくラインナップしたところ好調だということです。 ■高原紙店 谷本博行製造課長 「もともと和風は黒だが、洋風はいろいろな色にできて、若者の目につきやすいのかなと 家族・恋人いろんな人と料理を囲んでほしい」 重箱づくりは今月いっぱい続き、あわせて20万セットを生産するということです。