家賃の値上げ交渉を断る言い方「絶対にイヤです」はNG。下手に出つつ、ひろゆきの使える“ズルい”言いまわし
ダメ元で交渉をしてみるのもアリ
そんな感じで値上げ拒否はほぼ無理なのですが、言うだけはタダなので、ダメ元で交渉をしてみるのもアリではないかと。では、どう交渉すればいいのかを考えてみたのですが、例えば 「子供が義務教育の間だけ住みたいので、あと〇年だけ据え置きにできませんか?」 「家族が近所の別の家のほうがいいと言っていて。でも、長年住んで愛着があるし、引っ越し代もかさむのでいまのままのほうがいいのですが……」 みたいな感じで、“下手”に出つつ、具体的な期間を提示しておうかがいを立てるしか手段はないと思います。
オーナーにとってもメリットのある話
特に具体的な期間を提示すると、その間は空き部屋リスクを回避できるので、オーナーにとってもメリットのある話になる。それを天秤にかけて、家賃を据え置く判断をする可能性もあるかと。 こういった交渉なら少なくともモンスター住人とは思われないでしょう。まぁ、そこが人気の物件だったりすると空き部屋がすぐに埋まるでしょうが……。
家賃の値上げ交渉を断るには…
× 値上げは絶対に拒否します ◎ 子供が義務教育の期間だけ、据え置きにできませんか? 構成/杉原光徳(ミドルマン) ―[賢い人が自然とやっているズルい言いまわし]― 【ひろゆき】 西村博之(にしむらひろゆき)1976年、神奈川県生まれ。東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年に開設した「2ちゃんねる」、2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「4chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊SPA!で10年以上連載を担当。新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』
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