コンビニでの強盗対処&特殊詐欺防止訓練 「自分の身を守り通報を」東京・足立区 警視庁
コンビニエンスストアで強盗事件などが起きた想定で訓練が行われ、従業員らが対処方法を確認しました。 きょう午後、東京・足立区のコンビニエンスストアで、強盗事件の対処訓練と特殊詐欺被害を未然に防ぐための訓練が行われ、警視庁の警察官やコンビニの従業員が参加しました。 強盗訓練では、犯人役の警察官が刃物のようなものを持って金を要求しました。従業員は刺激しないよう話したあと、速やかに通報をして、犯人の特徴などを駆けつけた警察官に伝えました。 先月には、江戸川区と葛飾区で3件連続のコンビニ強盗事件などがおきていて、西新井警察署の大楽林署長は「一番大切なのは自分の身を守ること。絶対、怪我をしないことです。そして、通報ボタンを確実に押してほしい」と話しました。 特殊詐欺被害を防ぐ訓練では、電話しながらATM操作する客の役に対し、従業員が声かけをして、警察に相談するよう提案していました。 警視庁によりますと、今年(11月末まで)、西新井警察署管内で特殊詐欺を未然に防いだ件数は14件で、被害額にしておよそ1400万円分だということです。
TBSテレビ