「Explzh for Windows」がARM64にネイティブ対応 ~老舗の国産圧縮・解凍ソフト
老舗のファイル圧縮・解凍ソフト「Explzh for Windows」が11月28日、ARM64にネイティブ対応した。Qualcommの「Snapdragon X Elite/Plus」プロセッサーを搭載した「Copilot+ PC」が発売されて以降、「Windows on Arm」への対応を表明するアプリが増えているが、「Explzh」もその流れに乗った格好だ。11月は他にも「Git for Windows」(初期サポート)や「Google ドライブ」(ベータ版)がARM64対応を発表している。 「Explzh for Windows」は、エクスプローラー風のユーザーインターフェイスをもつファイル圧縮・解凍ソフト。LHA/ZIP/CAB/RARなどの形式の書庫ファイル、MSI形式のインストーラー、ISO形式のディスクイメージなどを標準で扱えるほか、デジタル署名を施した自己解凍書庫やAES暗号化を施したセキュアなZIP書庫を作成することが可能。macOSで作成された書庫ファイルが文字化けするといった問題にも対処してくれる。 対応OSはWindows Vista以降で、個人での非商用ならば無償。商用の場合はライセンスの購入が必要となる。 執筆時現在の最新版は、11月30日リリースのv9.57.1。編集でもARM64環境でネイティブ動作していることを確認した。ただし、ARM64版は自動アップデートには対応していないとのこと。 ソフトウェア情報 「Explzh for Windows」・【著作権者】 pon software ・【対応OS】 64bit版を含むWindows Vista/7/8/8.1/10/11 ・【ソフト種別】 フリーソフト(個人利用のみ) ・【バージョン】 9.57.1(24/11/30)
窓の杜,樽井 秀人