21年ダービー馬シャフリヤールが電撃引退し種牡馬入り 22日の有馬記念2着がラストランに
2021年のダービー馬シャフリヤール(牡6歳、栗東・藤原)が現役を引退することが25日、分かった。所属するサンデーサラブレッドクラブがホームページで発表した。今後は北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入りする。 同馬はデビュー3戦目の毎日杯で重賞初勝利を果たすと、福永祐一(現調教師)を背に4番人気でダービーに出走。大接戦の末、1番人気のエフフォーリアに鼻差競り勝った。 翌22年には海外に挑戦。3月のドバイシーマクラシックで勝利し、海外G1タイトルを手に入れた。23年には米国に渡って世界の強豪が集まったBCターフに挑戦し、3着と好走した。 今年もBCターフ出走し、2年連続3着と善戦。そして今月22日に出走し、鼻差の2着に敗れた有馬記念がラストランとなった。戦績は18戦4勝(海外含め重賞3勝。うちG1・2勝)。父はディープインパクト、母はBCフィリー&メアスプリントなど北米で12勝を挙げたドバイマジェスティ。