「119番の日 」を前に 通報者がスマホで撮影する「Live119」浸透が課題
2024年に入ってから81件の活用実績があるものの、ある課題も浮かんできました。 小松市消防本部情報指令課 新木秀和 課長 「依頼をした際、3割が成功に至っていない。途中で断念せざるを得ないというような状況になっている」 ■「119番の日」に県内初の「Live119」を使った訓練 未だに認知度が低く操作に慣れていない住民が多いことが要因の1つ。ここで、あす11月9日から始まるのが県内初の取り組みとなる「Live119」を使った通報訓練です。 学校や福祉施設、地域の防災訓練などでの活用が想定されていて、実際に指令センターと繋ぐことでより実践に近い形で訓練を行うことが可能となります。 小松市消防本部情報指令課新木秀和課長 「訓練の中で活用していただいて市民の皆様方にもこのLive119というものを認識していただいてぜひ有効活用していただきたいなと思っている」 救命率の向上や被害の軽減につながる「Live119」、仕組みを理解しもしもの時への備えが必要です。
北陸放送