アパレル製造業者が破産手続き開始-トレンドのニットの需要が減少、負債総額は約2億9400万円【新潟】
五泉市のアパレル製造業者が新潟地裁へ自己破産を申請し、破産手続き開始の決定を受けたことがわかりました。負債総額は、約2億9400万円とみられています。 民間の信用調査会社「帝国データバンク」によりますと、五泉市の「アルティスタインターナショナル」は1963年6月に創業し、1966年に「酒井メリヤス工業」として法人改組されたアパレル製造会社です。主にレディース向けの高価格帯のニット製品を手がけ、製品の多くを大手アパレルメーカーに納入していました。2008年4月期には、年間の売上高約5億6000万円を計上していました。 しかし、次第に業容が縮小し、トレンドのニットの需要が減少。2024年4月期の年間の売上高は、約1億7700万円に減少して連続して欠損を計上。債務超過に陥ったということです。業績の回復の目途も立たないことから事業の継続を断念し、10月31日に事業を停止しました。負債総額は、約2億9400万円とみられています。