『机の配置が気に入らず恫喝』兵庫・斎藤知事のパワハラ疑惑めぐるアンケート「中間報告」公開 職員への証人尋問は“厳戒態勢”で実施
30日には知事に尋問 百条委の判断を受けて議会は動く?
最後に、今後についてです。8月30日には“公開”で証人尋問が行われ、斎藤知事が出席。幹部職員2人の証人尋問も実施されます。“7つの疑惑”について、百条委員会は事実か否かを判断し、年内を目標に調査報告書を作成するということです。 それを受けて、知事に責任を問う「問責決議案」や、辞職を促す「辞職勧告決議案」が議会から出され、可決されるかもしれません。ただ、法律的には、可決されても知事は辞めなくて良いとなっています。一方で、「不信任決議案」が可決の場合、知事は10日以内に「辞職か解散」となりますが、議会が解散のリスクを負ってまで不信任決議案を出すのかは疑問です。 また、9月上旬を目指し県が弁護士などに依頼して設置する「第三者機関」では、百条委員会とは別に“7つの疑惑”や、「公益通報」の県の取り扱いについても調査予定。来年3月上旬をめどに調査報告書を取りまとめるということです。 本来守られるべき「公益通報」者について、知事は「嘘八百」と発言し、その後、通報者は処分されました。この時点で、知事は辞職に値すると考える人もいます。今後の百条委員会や斎藤知事の動向に注目です。 (2024年8月23日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)