日本とロシア、サケマス漁業交渉 ロシア側水域対象に3年ぶり
日本とロシアの両政府は31日、日本漁船によるロシアの排他的経済水域(EEZ)でのサケ・マス漁業を巡り交渉した。ロシア水域の交渉はウクライナ侵攻に伴い見送られてきた経緯があり、3年ぶりの開催。漁獲量など2024年の操業条件について合意を目指す。 ウェブ会議で30日から開催しており、日本側が支払う入漁料も協議。交渉終了後に水産庁が結果を公表する見通しだ。 21年の交渉では、日本側がロシア水域で引き網漁の試験操業を継続することで合意した。21年の漁獲割当量は前年と同じ125トンとした。 日本側EEZ内の操業条件については今年3月に妥結している。