「爆釣釣り場発見」「まさに最高の釣り場」感度を突き詰めた新たな『月下美人』はチューブラー!? アジングロッドなのに「トルク」もスゴイってマジ?
安全かつ快適なスゴイ釣り場もありました
ハッピーの後は出雲崎町にある堤防にも向かいました。先ほど新潟県の多くの堤防は立ち入り禁止と書きましたが、「出雲崎フィッシングブリッジ」は堤防から釣りができる貴重な場所。 もともとは離岸堤だったところに橋を架け、手すりや救命具も設置され安全に釣りが楽しめる環境になっています。 この釣り場が誕生したのは地元の小学生が「人を呼ぶために釣り場を整備してみては」というアイデアがキッカケと地元の方に聞きました。 釣り場だけでなく、無料の駐車場や綺麗なトイレ、手を洗える水道、飲み物の自動販売機なども完備されているため、まさに最高の釣り場。 訪れたときはエギンガーが多く、秋サイズのアオリイカをキャッチしており、私は短時間でショゴやシマフグをキャッチ。時期やタイミング次第では尺クラスのアジが連発したり、大型のシーバスが回遊してきたりもするらしいです。こちらも再訪したい釣り場となりました。
極上の感度! 新たな月下美人EX現る/チューブラーティップの『57UL-T燕(EN)』
さて、またも近況報告が長くなってしまったのでそろそろ話をアジングに戻しますが、アジングにおいて大きな戦力となるロッドが9月に発売したので紹介したいと思います。そのロッドというのが「月下美人 EX 57UL-T 燕(EN)」です。 現代のエキスパートなアジンガーの多くはジグヘッドリグでの緻密な釣りをして繊細なアタリを掛けていく釣り方が主流。そしてその釣り方をするにはタックルに「感度」が求められます。このロッドは現代のアジングに重要な『感度に特化させたジグ単専用ロッド』なんです。 その高感度を実現した大きな要因が“チューブラーティップ”を採用したこと。ロッドというのは基本は中空のチューブラーです。中空にすることで軽量にでき、反響感度が大きくなるため、手元で感じる “手感度”が高くなります。しかし、現在のアジング用のジグ単ロッドの多くがソリッドティップを採用しているのはナゼでしょう。 それはソリッドの方が径を細くできるためシャープな操作感が得られ、ソリッド部が柔軟に曲がることで食い込みや目感度が良くなるためです。実際に月下美人 EXのラインナップでジグ単用の510UL-S 麗(REI)と66L-S 凛(RIN)はソリッドティップを採用しています。 510UL-S 麗(REI)はティップが0.7mm、バットが6.8mm のULクラスで、ショートレングス&ややマイルドな調子のため小型~中型のアジを狙った近距離戦にベストマッチします。66L-S 凛はティップが0.6mm、バットが7.8mm のLクラスで、繊細なティップとパワーのあるバットを合わせ持つため幅広いシチュエーションで使え、個人的には遠投やディープなどの遠距離戦によく使ってます。 もちろんこのロッドたちもダイワの様々なテクノロジーのおかげで感度は非常に高いのですが、同じテクノロジーであれば手感度においてはチューブラーに軍配が上がります。そして感度はロッドの長さも関係してくるのですが、基本的には短い方が高感度になります。 今回リリースされる57UL-TはEXシリーズで最も短いため感度が非常に高く、ULクラスながら全体的にシャキっとして操作性も高いです。 グリップエンドも短く設計したため片手での取り回しもしやすく、指揮者のタクトのように自在に操作することが可能です。そのため、担当者は「ツバメのような軽快な身のこなし」を連想し、燕(EN)というサブネームを付けました。 ちなみに、57UL-Tはティップが1.2mm、バットは6.9mmで、ティップの径は66L-Sの倍ありますが、42gの自重と短いレングスのため“もったり感”は全然ありません。