1軍の“主力”になれない…?中日、出場機会に飢える選手(4)実績あるトレード戦士だが
2024年シーズンは、開幕ダッシュに成功した中日ドラゴンズ。現在は調子を落としているが、投手層の厚さに加え、新戦力も活躍を見せている。一方で、ライバル選手の躍進などによって、出場機会に恵まれていない選手も存在する。今回は、一軍での出場機会が限られそうな中日の選手を取り上げたい。
砂田毅樹
投打:左投左打 身長/体重:180cm/80kg 生年月日:1995年7月20日 経歴:明桜高 ドラフト:2013年育成選手ドラフト1位 2018年には70試合に登板した砂田毅樹。移籍2年目となる今季だが、一軍での出番は巡ってきていない。 明桜高では甲子園出場は叶わなかったが、3年夏の秋田県大会で快投を披露し、育成ドラフト1位で横浜DeNAベイスターズから指名された。 プロ2年目の2015年6月に支配下登録を勝ち取ると、2017年は62試合、2018年は70試合に登板。2年間で計50ホールドポイントをマークするなど、フル回転の活躍を見せていた。 しかし、翌年以降は浮き沈みの激しいシーズンが続くようになる。2022年は15試合の登板で防御率5.68に終わり、同年オフには京田陽太とのトレードで中日ドラゴンズに移籍した。 移籍1年目の昨季は、開幕一軍入りしたものの、完全復活とはならず。同年は18試合登板で防御率4.61と安定感に欠ける成績に終わった。 現在、チームの中継ぎ陣は強力だが、左腕の枚数が少ない印象。貴重な中継ぎサウスポーとして、戦力となっていけるか注目だ。
ベースボールチャンネル編集部