世界7位フルカチュをストレートで撃破、30歳トンプソン 4年ぶり全米OP3回戦進出<男子テニス>
全米オープン
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間30日(現地29日)、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク32位のJ・トンプソン(オーストラリア)が第7シードで同7位のH・フルカチュ(ポーランド)を7-6 (7-2), 6-1, 7-5のストレートで破り、2020年以来4年ぶり2度目の3回戦進出を果たした。 【シナー、ジョコビッチ、アルカラスら 全米OP組合せ】 30歳のトンプソンが全米オープンに出場するのは8年連続8度目であり最高成績は2020年の16強入り。今大会では1回戦で世界ランク111位のC・レスティエンヌ(フランス)を6-1, 6-3, 6-2のストレートで下し初戦を突破した。 そしてフルカチュと対戦した2回戦の第1セット、互いに1度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。トンプソンは2-2の場面から5ポイントを連取し先行する。続く第2セットでは12本のアンフォーストエラーを犯すなど精彩を欠くフルカチュから3度のブレークに成功しセットカウント2-0と勝利に王手をかける。 迎えたファイナルセット、第8ゲームで2度、第10ゲームで1度のブレークポイントを凌いだトンプソン。自身は第11ゲームでブレークを果たし2時間23分で勝利した。 勝利したトンプソンは3回戦で第30シードのM・アルナルディ(イタリア)と対戦する。アルナルディは2回戦で世界ランク57位のR・サフィウリンを6-2, 6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
tennis365.net