「仕事でミスをして、お金が必要」90代女性から500万円とキャッシュカードをだまし取ったか 22歳男を逮捕
何者かと共謀し、今年10月、新潟市西区に住む90代女性から現金500万円とキャッシュカードをだまし取り、さらにキャッシュカードを使って現金50万円を引き出し盗んだ疑いで、22歳の男が逮捕されました。 詐欺(特殊詐欺)と窃盗(払出盗)の疑いで逮捕されたのは、埼玉県八潮市に住む土木作業員の男(22)です。 警察によりますと男は何者かと共謀のうえ、今年10月31日に共犯者が新潟市西区の90代女性に孫をかたって電話を掛けました。そして「仕事でミスをして、お金が必要だ」などと言い、自宅近くの路上で孫の勤務先の関係者になりすました男が女性から現金500万円をだまし取り、さらに自宅に戻った女性からキャッシュカード1枚をだまし取った疑いが持たれています。 男はさらに翌11月1日に埼玉県三郷市内にあるコンビニエンスストアのATMで、女性のキャッシュカードを使い、現金50万円を引き出し盗んだ疑いも持たれています。 男は10月31日に、この女性のキャッシュカードを使い、新潟市西区にあるコンビニエンスストアのATMから現金50万円を引き出して盗んだとして、11月10日に窃盗(払出盗)の疑いで逮捕されていて、その後の捜査で今回の犯行が判明したとしています。 調べに対し、男は「間違いない」などと容疑を認めているということで、警察は組織の実態解明などを進める方針です。
新潟放送