「ANZEN漫才」解散の真相をあらぽんが初告白「それって僕が想像したコンビと違うな」みやぞんの言葉で決意
「それって僕が想像したコンビと違うな」あらぽんが解散を決意したみやぞんの言葉
解散のきっかけは、みやぞんからの電話だった。 あらぽん「(みやぞんの)独立は発表の何年か前に連絡が来て、『独立して一人でちょっとやってみようかなと思うんだよね。チャレンジしてみようかなって』という話を聞き、ああ、そっかってなりました。僕はその時、街ぶらロケのインサートの録り待ちをしてて、海沿いにいてその電話を波の音と一緒に聞きました」 ――第一声は、なんて反応したか覚えてますか? あらぽん「まじかーとかだと思いますよ。ただそもそも半月会わないくらいの感じだったんです。営業がたまにあって、そこで話す程度なので」 ――みやぞんさんが辞めたいといった理由は? あらぽん「『1人でチャレンジして行きたい』っていうのが全ての答えなんじゃないかなと思います。僕が最初『コンビで(事務所を)出るんじゃないの?』と言ったときに、『そうではない』という返しをされたと思うので。その時にコンビ歴20年を超えていたんですけど、『あぁ、それって僕が想像したコンビと違うな』って、自分の中で引っかかって。コンビでっていう気持ちがそこまでないんだったら、もうお互いに離れた方がいいなっていうのがあったので。発表したのが12月5日だったんですけど、それの1カ月前、11月に僕が解散しようという提案をしました」 ――どこで言ったんですか? あらぽん「カラオケです。元々土手の外でネタ合わせしていたんですけど、テレビ出始めたから外でできなくなったんで。何年もカラオケでネタ合わせしていたんです」 2人がネタを作っていたカラオケで解散を口にしたあらぽん。その後、3月の解散までは一緒に営業を回ったという。あらぽんは最後のコンビでの仕事を振り返った。 あらぽん「不思議なんですけど、ファンの方が僕ら最後の営業って言ってないのにみんな泣いてたんですよ。だって2月に終わりっていうのを言ってなくて、3月もあるかもしれないじゃないですか。でもみんな涙ぐんでたり、泣いてる人がいて。なんかオーラが出てたのかな。すごい申し訳ないってジーンてきちゃいましたよね。(舞台は)名古屋だった気がします。名古屋のあの駅前で最後、『じゃあ今日でこれで終わりなんで、ありがとうね』って言ったのを覚えてます。今日で終わりだけど、ありがとねって終わったと思います。お互いに」