「ANZEN漫才」解散の真相をあらぽんが初告白「それって僕が想像したコンビと違うな」みやぞんの言葉で決意
「なんでパパ出てないの?」“じゃない方”扱いへの焦り
人気絶頂期は年間250本ほどの仕事があったあらぽん。しかし、コンビとしての関係は複雑なものだったという。 あらぽん「(相方と)まず会わなくなるんです。1人の仕事と、コンビの仕事が減っていって。マネージャーさんと話すようになって。どんどん間接的になって。今まで仲良くやっていたのに、気づいたらあんまり喋らなくなって。やっぱ忙しさとか疲労とかあると、今ここでこれ話した方がいいかなって。それも僕がダメなところで、気を使いすぎて話さなくなったりしてて。結局新しい営業のパターンを作っても、(ネタの)練習ができないので、全部作り損になってくんです。だんだん心が折れてきて、作ってもどうせできないもんなって思って、ネタも作らなくなっちゃった。みやぞんがいなきゃ何もできないというのを、どうにかしなきゃってもがいていました。だからその時に色々手を出してるんです。YouTubeのASMRやってみたり。本当に色んなものに手を出しすぎて、結局実らなかった。焦っていました」 国民的な人気者になる相方の横で「じゃない方」として見られることに焦りが。そんな中、ある番組に出演できなかったことで心に傷を負った。 あらぽん「(みやぞんだけが出演する)『天才テレビくん』が始まって、それが土日収録で、営業が入らなくなったんです。僕もやっぱり出たかった。今までコンビで使われてる人しか見てなかったから。自分が子どもの頃、それこそキャイーンさんも出てたし。自分は出れないんだ…っていうのはありました。初めてなんじゃないかな、コンビじゃなくてバラバラっていうのは。(娘が)2歳とはいえ、隣にパパがいて、その隣に誰がいるの?っていうのは、なんとなくはもう認識はしてるので、『なんでパパいないの?』って言われるのが嫌だった。子どもに『なんでパパ出てないの?』って言われた時に、“じゃない方”なんて理解できないじゃないですか。『同じグループなのになんで出れないの?』ってなった時に、なんかすごく寂しいですよね」