「絶対ここに戻ってくる」リーグトップ13勝目の日本ハム・伊藤大海 首位ソフトバンクを今季最多135球で完封
◇プロ野球 パ・リーグ 日本ハム3-0ソフトバンク(18日、みずほPayPayドーム) 【画像】マウンドを降りる日本ハム伊藤大海投手 2位・日本ハムはエース・伊藤大海投手が今季最多135球の熱投で首位ソフトバンク相手に完封勝利。リーグトップの13勝目を挙げました。 伊藤投手は初回、川瀬晃選手、栗原陵矢選手にヒットを打たれ1アウト1、2塁のピンチを招きます。それでも、4番・山川穂高選手をツーシームで見逃し三振、5番・中村晃選手をセカンドゴロに打ち取り無失点に抑えます。 1点を先制してもらった直後の2回にも柳町達選手にフェンス直撃のツーベースを打たれるなど1アウト1、3塁のピンチを背負いますが周東佑京選手を高めのつり球で空振り三振に切って取るなどゼロで切り抜けます。 3回以降も毎回のようにランナーを許した伊藤投手でしたが、「序盤ちょっと怪しかったんですけど、なんとか中盤、終盤と粘ることができた」と自身のピッチングを振り返りました。 2試合連続完封のかかる9回にも四球とヒットでピンチを招いた伊藤投手。最後は川瀬選手をストレートでレフトフライに打ち取り笑顔を見せました。「だいぶ気合も入っていたので、疲れは関係なかったんですけど、(9回は)ちょっと力みが出ちゃいました」と話しました。 これで伊藤投手はリーグ単独トップ13勝目をマーク。勝率も.765とし最多勝と最高勝率の2冠が見えてきました。「防御率がちょっと悪くて見栄えが悪かったんですけど、この2試合でなんとか戻してきたので、次も楽しみたいと思います」とタイトル獲得へ意気込みました。 今季のみずほPayPayドームでの最終戦を白星で飾った日本ハム。伊藤投手は「シーズンはここでPayPayドーム終わりですけど、絶対ここに戻ってくるのでまた福岡で応援お願いします」とクライマックスシリーズで帰ってくることを福岡のファンに誓いました。