坂本昌行主演ミュージカル「ホリデイ・イン」日本初演決定 NEWS増田貴久らキャスト解禁
【モデルプレス=2024/12/11】20th Centuryの坂本昌行が、ミュージカル『ホリデイ・イン』の主演に決定。2025年4月1日~16日に東京・東急シアターオーブ、2025年4月22日~5月1日に大阪・SkyシアターMBSにて上演される。 【写真】NEWS増田貴久の“黄金バランス”な美腹筋 ◆「ホリデイ・イン」日本初演決定 本作は、アメリカの大手映画会社パラマウント製作で1942年にビング・クロスビー&フレッド・アステア主演で公開された映画『Holiday Inn』(邦題『スウィング・ホテル』)をもとに、2014年にコネチカットで舞台化されたミュージカル作品。翌15年セント・ルイスでの上演を経て、16年にはブロードウェイに進出。17年1月までのホリデーシーズンに合わせて上演され、ブロードウェイを熱狂させた。 音楽は、本作の『White Christmas』の作詞・作曲でアカデミー歌曲賞を受賞しハリウッドを代表する映画音楽家となったアーヴィング・バーリン氏。現在に至るまで多くの歌手によってカバーされており、誰もが耳にしたことのある名曲『White Christmas』をはじめ、『Steppin’out with My Baby』『Blue Skies』『Cheek to Cheek』『Easter Parade』など、時代を超えて愛され続けるバーリン氏の名曲と華やかなレビューシーンの数々の魅力を楽しめる。 演出・振付を務めるのはイギリス出身のビル・ディーマー氏。13年に『TOP HAT』の振付で、イギリス演劇界で最も権威のあるローレンス・オリヴィエ賞の最優秀振付賞を受賞、18年には『FOLLIES』のリバイバル版の振付で、同じくローレンス・オリヴィエ賞最優秀振付賞にノミネートされるなど、イギリスのミュージカル界を代表する振付・演出家の1人である。 ◆坂本昌行・増田貴久らキャスト解禁 主演を務めるのは坂本。16年に出演したオフブロードウェイミュージカル『MURDER for Two』で読売演劇大賞 優秀男優賞を受賞するなど、約30年にわたって数多の名作ミュージカルに出演し続け、確かな演技力と歌唱力を魅せてきた坂本が、主人公ジム・ハーディを演じる。今作の演出・振付を担うビル氏とは、坂本主演で18年に上演された『TOP HAT』振付に続いて2度目のタッグ。ここで培った信頼関係を遺憾なく発揮し、日本初演となる今作を創り上げる。 ジムの親友でパフォーマーとしてのパートナーであるテッド・ハノーバーを演じるのは、NEWSとしての音楽活動をはじめ舞台・ドラマ・バラエティ番組への出演と幅広く活躍する増田貴久。2024年3月に上演された『20世紀号に乗って』を筆頭に、近年海外ミュージカルへ精力的に出演している。事務所の先輩、後輩という関係の坂本と増田は舞台では今作が初共演。それぞれに第一線で活躍し続けている2人の競演を見ることができる。 さらに、ジムと「ホリデイ・イン」で出会い惹かれあうリンダ・メーソンを柚希礼音が演じる。類まれなるダンス力・歌唱力を活かし宝塚歌劇団 星組で6年に渡りトップスターとして活躍。退団後は演技力にさらに磨 きをかけ、『マタ・ハリ』『ボディガード』『カム フロム アウェイ』などの数々の舞台やコンサートから映像作品まで幅広いフィールドで活動する柚希が、リンダ役で魅せる。 加えて、かつてのジムの恋人でテッドとショーを続けるライラ・ディクソンに、柚希と同じく宝塚歌劇団 星組で6年に渡りトップ娘役として活躍し、退団後は名作ミュージカルに次々と出演している夢咲ねね。ジムの農場で働くタフでDIYが得意なルイーズに、元劇団四季看板女優で退団後もミュージカル界にその存在感を放ち続ける保坂知寿と確かな実力をもつ俳優陣が集結する。アーヴィング・バーリンの名曲の数々が、男女4人の恋愛を軸に展開されるストーリーを色鮮やかに描き上げる。 本作について坂本は「作中の曲は聞いたことがある方も多いと思うので、初めてミュージカルを観る方でも十分楽しんでいただける作品です」とコメント。また、ミュージカルでは初共演となる増田については「コミュニケーション能力がすごく高くて、その場の空気を和ませてくれる人だと思っています」と信頼を明かし「僕が自分のことで精いっぱいで座長らしいことを何もできない人で、後輩が稽古場の空気を作ってくれることが多いので増田にもお願いしたいです(笑)」と期待を寄せた。(modelpress編集部) ◆坂本昌行コメント 作中の曲は聞いたことがある方も多いと思うので、初めてミュージカルを観る方でも十分楽しんでいただける作品です。演出のビルとは『TOP HAT』以来のお仕事。僕にとってもビルにとってもリベンジになると思います。恩返しもふまえて、みんなが笑顔で千穐楽を迎えられるように頑張りたいです。よく聞かれるのが、演じる役と自分が近いか。大体遠いんですが、今回はちょっと似ているような気がします。似ていると感じ る分、下町の部分が出ないように抑えつつ(笑)、ジムになれるように、温かさ、可愛いらしさを出していきたいです。増田とはドラマで少しだけ共演しましたが、舞台は初めてです。増田はコミュニケーション能力がすごく高くて、その場の空気を和ませてくれる人だと思っています。僕が自分のことで精いっぱいで座長らしいことを何もできない人で、後輩が稽古場の空気を作ってくれることが多いので増田にもお願いしたいです(笑)。素晴らしい演出・振付、そして我々の躍動するお芝居をアーヴィング・バーリンの楽曲とともにお届けしますのでぜひ観に来てください。劇場でお待ちしております。 ◆増田貴久コメント 作品の内容をあまり知らないままお受けすることが多くて、今回も内容より坂本くんが主演ということで「やります!」と答えてしまいました。やる気と見た目は完璧です(笑)。ビルは、圧倒されるくらい明るくてテンションが高い方でした。ご一緒できて嬉しいですし、それぞれ本人が持っているいいところを伸ばして振付や演出に反映させたいと言っていただいたので、いまからワクワクしています。演じるテッド・ハノーバーの、スターでいる部分とオフの部分を演じ分けられるのが楽しみです。坂本くんとは、バックで踊らせていただいたことやテレビで共演したことはありますが、舞台での共演は初めて。背中を見て育ってきたので緊張もありますが、嬉しい気持ちも大きいです。先輩方のイズムを見てきた後輩がどう育っているか見せられる、ある種の恩返しができる機会、チャンスだと思っています。メインキャストの皆さんも全員初めましてなので、どんな雰囲気でお稽古が始まるのか今からワクワクしています。稽古場の雰囲気作りと差し入れの豊富さには自信があるのでお任せください!エンターテイナー役を演じる、エンターテイナー増田貴久をぜひ観に来てください。 ◆柚希礼音コメント 舞台映像を拝見して、私が演じるリンダにすごく感情移入する部分が多かったです。とてもパワーをもらえ、背中を押してもらえる作品だと感じました。今回出演できることをとても嬉しく思います。有名な『White Christmas』がこの作品のもとになっている映画(『スウィング・ホテル』) の為に書き下ろされた曲とは知らなかったのでとても驚きでした。リンダにとってもキーワードになる曲なので、演じる私の感情も揺さぶられるんだろうと楽しみにしています。素敵な曲を歌える喜びを胸に頑張ってお稽古したいと思います。演出のビルはとても気さくな方でした。ある作品を再現するのではなく、今回このメンバーで新しく創り直すような気持ちで挑んでくれたらいいと言っていただき、とても心強かったです。海外の演出家の方とは今までにもたくさんお仕事させていただいていますが、毎回新しい発見があります。今回も刺激をいただきながら新しく生まれ変わったような自分になれることを期待しています。夢咲ねねちゃんとは宝塚のトップ時代ずっと相手役でしたが、一緒にお芝居をするのは退団後初めてです。女性役同士なのでドキドキワクワク、楽しみにしています。とても心が温まる素敵な作品です。出演できる喜びを胸に、皆様に夢と感動をお届けできるように頑張ってまいりますので、ぜひ劇場にお越しください。 ◆「ホリデイ・イン」あらすじ ジム・ハーディ、テッド・ハノーバーとライラ・ディクソンの3人組は、ニューヨークのショーで活躍するステージ・パフォーマー。ジムはショービジネスの世界にすっかり幻滅してしまっていたことから、引退してコネチカットの田舎で農場を経営することを決意する。ジムの恋人であるライラは彼から結婚を申し込まれるが、ショービジネスの世界でもっと活躍することへの夢を諦めきれず、ジムと別れてテッドと共にショーを続けることにする。ライラを失ったジムは、農場経営もうまく行かず、歌もダンスもない退屈な生活にすっかり落胆していたのだが、あるとき、農場の管理人のルイーズと祝日限定でショーを上演するホテル「ホリデイ・イン」として営業することを思いつく。コネチカットで出会った才能豊かな学校教師のリンダ・メーソンや仲間と共に華麗なショーを繰り広げ、ホリデイ・インは成功。ジムとリンダの2人は、いつしか互いに惹かれ合うようになっていく。 一方、一緒にショービジネスを続けることになったテッドとライラの2人は恋人同士になりハリウッド映画進出のチャンスを掴むが、ライラにはあっという間に別の恋人ができてテッドの元を去ってしまう。ライラを失い傷心のテッドは、ハリウッド進出のためのダンス・パートナーを探しにホリデイ・インにやってくる。テッドはリンダに目をつけるが、ジムはライラの時と同様に、自分の恋人が再びテッドに取られてしまうかもしれないという不安から、リンダの存在をテッドに隠し通そうとするが…。ジム、リンダ、テッド、ライラ、この4人の愛と夢が交錯する物語の行方は。 【Not Sponsored 記事】
modelpress