婚姻者のうち「婚活サービス」で結婚したのは全体の「3割」を超えるって本当? 「運命の出会い」を待つのは時代遅れなのでしょうか……?
結婚を考える人のなかには、相手探しで「婚活サービス」を利用したり、利用を検討したりしている人も多いのではないでしょうか。しかし、婚活サービスを利用せず、運命の人に出会いたいと思っている人もいるでしょう。 本記事では、婚活サービスを利用して結婚に至った人の割合や、運命の人に出会える可能性について解説します。婚活を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
婚活サービスとは
婚活サービスとは、結婚相手探しをする人の出会いをサポートするサービスです。婚活サービスにはさまざまな種類があります。 ■マッチングアプリ・婚活サイト マッチングアプリや婚活サイトは、アプリやWebサイト上で結婚相手探しができるサービスです。マッチングアプリのPairsでは、男性は1ヶ月3700円~、女性は基本無料でサービスが利用できます。 ■結婚相談所 結婚相談所は、会員になるとプロのアドバイザーから相性のよい相手を紹介してもらったり、アドバイスをもらったりできるという特徴があります。創業40年のツヴァイでは、初期費用が11万8800円、月会費1万5950円でマッチングアプリと比較すると高額ですが、その分本気度の高い人と出会える可能性もあるでしょう。 ■婚活パーティー 婚活パーティーは、結婚を望む男女が複数名集まり相手探しをします。少人数で行うものから100人規模のものまでさまざまです。参加費用は、パーティーにより異なりますが、相場は男性が3000~7000円程度、女性が500~5000円程度といわれています。
今どきは婚姻者の3割が婚活サービスを利用する時代?
株式会社リクルートのリクルートブライダル総研が行った「婚活実態調査2023」によれば、2022年の婚姻者において、婚活サービスで出会った人と結婚した人の割合は15.4%とされています。 なお、2022年の婚姻者で婚活サービスを利用していた人は、全体の32.7%です。サービス利用者のなかで、婚活サービスで出会った人と結婚した人は、47.0%と約半数にのぼることも分かっています。また婚活サービス利用者で、最も多かったのは、ネット系婚活サービスの利用です。