三菱UFJ銀行、元副支店長に有罪判決 神戸の企業に何度も脅迫メール、「死ぬか辞任するか」社長に迫る
企業に脅迫メールを送り社長に辞任を迫ったとして強要未遂の罪に問われた元三菱ＵＦＪ銀行副支店長の男（５２）＝神戸市東灘区＝の判決公判が９日、神戸地裁であり、酒井英臣裁判官は懲役１年、執行猶予３年（求刑懲役１年）を言い渡した。 【写真】貸金庫窃盗、被害拡大の恐れ 三菱ＵＦＪ銀行、頭取が謝罪 判決によると昨年３～５月、個人で株主になっていた神戸市内の企業の問い合わせフォームから、偽名で「死ぬか辞任するか」などのメッセージを繰り返し送り、社長に辞任を迫った。 同行によると男は当時、大阪府内にある支店の副支店長だった。昨年８月に兵庫県警に逮捕され、同１１月に懲戒解雇された。
