クリスマスの彩り、農業高校生が心を込めて ポインセチアの校内販売
岩見沢農業高校(岩見沢市並木町)の生徒が育てたポインセチアの販売会が7日、同校のビニールハウスで開かれた。赤と緑のコントラストが鮮やかなポインセチアでクリスマスを彩ろうと、地域住民らが開店前から行列をつくった。 【写真】岩見沢農業高校で販売されたポインセチア=2024年12月7日午前、岩見沢市、佐々木洋輔撮影 同校によるとメキシコ原産のポインセチアは、紅葉と同じように日が短くなると葉が上方から赤く色づき始め、次第に鉢全体が赤く染まる。クリスマスシーズンに出回ることから、「クリスマスフラワー」とも呼ばれるという。 この日販売された200鉢は、生活科学科2~3年生の約30人が6月から育てた。クリスマスに向けて見ごろを迎え、春まで楽しめるという。栽培した樋坂果凜さん(3年)は、「肥料の加減が難しかったが、うまくできた。季節の彩りを楽しんでもらえたらうれしい」と話した。 同校は12、13両日、道庁1階ロビーでもポインセチアの展示販売会をする予定。(佐々木洋輔)
朝日新聞社