人生設計で大事なのは、「できる、できない」より「やるか、やらないか」【里崎智也×五十嵐亮太のライフハックベースボール!】第28回
■大切なのは「やるか、やらないか」 五十嵐 恥ずかしい話なんですけど、特に人生設計ってないんです。「こうなったらいいな」とか「これができたらいいな」っていう漠然とした思いはあるけど、「どうせその通りにはいかないだろうな」という思いもあって......。結局、今までもそうだったけど、成り行き任せでこれからも進んでいくんじゃないのかな? 里崎 でも、今はそれで楽しいんでしょ? 五十嵐 楽しい(即答)。これまでも「楽しくない」「なんか違うな」と感じたときに、無意識に軌道修正してきたんだと思うけど、切羽詰まった状態にならないと、今後のことを真剣に考えられない性格なのかもしれない(笑)。 里崎 現状が楽しくて、満足できているなら、それでいいよね。 五十嵐 周りの人に恵まれて、ストレスを感じることなく、自由にやらせてもらえる今の環境は本当に幸せですね。サトさんは以前、「現役時代に1億稼ぎ、引退後にも1億を目指す」と宣言して、それを実現した。そして今では「不労所得で1億稼ぐ」と言っているけど、その先のビジョンはあるんですか? 里崎 新しい時代になれば技術も進化するし、新しい環境、新しいアイディアも生まれてくるでしょ。20年前にはYouTubeなんて考えられなかったし、スマホなんて誰も持っていなかったわけだから。 五十嵐 サトさんのように、いつも前向きで新しいことを積極的に始めることのできる人が人生をうまくやっていける人なんだろうなぁ......。僕も見習いたいですよ。 里崎 いやいや、そんな大げさなものじゃなくて、単に「やるか、やらないか」という問題だけ。これまで何度も言ってきたように、僕の場合は「誰でもできるのに、みんながやらないことをただやっているだけ」というスタンスだから。 五十嵐 これも何度も言っているけど、「でも、それがなかなかできないんですよ」と、サトさんには返したいですね(笑)。みんな、それで悩んだり、苦労したりしているわけだから。どうすればサトさんのようになれるのか、何かコツでもあれば教えてください。