ウェストハム、ソレール獲得が決定的に…ウォード・プラウズはフォレストへレンタル?
ウェストハムがパリ・サンジェルマン(PSG)所属のスペイン代表MFカルロス・ソレールの獲得に迫っているようだ。30日、『スカイスポーツ』や『アスレティック』など複数のイギリスメディアが伝えている。 昨シーズンのチャンピオンシップで21ゴール10アシストを記録し、最優秀選手(MVP)に輝いたオランダ人FWクリセンシオ・サマーフィルや今夏のEURO2024で躍動したドイツ代表FWニクラス・フュルクルクらを獲得するなど、今夏の移籍市場で大型補強を敢行しているウェストハム。“デッドラインデー”にまた一人実力者をスカッドに加えることとなりそうだ。 報道によると、かねてから関心を寄せていたソレールの獲得についてPSGとのクラブ間交渉が合意に達したとのこと。現地時間30日午後にはメディカルチェックが予定されており、問題がなければ同選手は買い取りオプションが付随した1年間のレンタル契約にサインする見込みだという。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、移籍成立が決定的となった際に用いる決まり文句「here we go!」とともに、合意の一環としてウェストハムが選手の給与を支払うことになると伝えている。 現在27歳のソレールはバレンシアの下部組織出身で、2016-17シーズン途中にトップチーム昇格を果たした。同クラブで公式戦通算226試合に出場し36ゴール31アシストをマークすると、2022年夏にはPSGへ完全移籍加入。ここまで公式戦通算63試合出場8ゴール8アシストという成績を残している。 また、昨シーズンからウェストハムで活躍し、プレミアリーグ屈指のFKの名手として知られるイングランド代表MFジェームズ・ウォード・プラウズはノッティンガム・フォレストへのレンタル移籍が濃厚となっている模様。買い取りオプション等は付随しない見込みで、すでにメディカルチェックが予定されているようだ。 現在29歳のウォード・プラウズはサウサンプトンの下部組織出身で、2012年夏にトップチームへ昇格した。ほどなくして中盤の主軸に定着すると、公式戦通算410試合の出場で55ゴール52アシストをマーク。昨年夏にはウェストハムへ完全移籍で加入し、ここまで公式戦通算53試合出場7ゴール11アシストという成績を残している。
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