権田修一 今季限りは1年前通告されていたと明かすも「来年もエスパルスで戦いたかった」
来季J1に復帰する清水を今季限りで退団する元日本代表GK権田修一(35)が10日、今季最終戦のホーム・熊本戦後のセレモニーで思いの丈を語った。 9日に今季限りの退団が正式発表された権田はこの日を含めて3試合連続のベンチ外。試合終了後のセレモニーでピッチ上に置かれたマイクの前に立つと「たくさん方がここ数試合、試合に出ていないことで心配してくださると思いますが、全然元気です」と切り出した。 清水で4年間プレーしたが、昨オフの段階で今期限りであることは決まっていたという。「1年前にクラブから、この2024年シーズン以降は契約を更新する意思がないことを伝えられ、ラスト1年、どうしたら来年J1に上がったら落ちないチーム、もっと子供たち、静岡の人、全国の人に愛されるエスパルスになるかというのを考え、過ごしてきたました。僕なりにやれることはやってきたつもりです。ただ足りない部分もあります。その種はまいてきたつもりです」 その上で「正直、来年もJ1でエスパルスで戦いたかったなって気持ちはありましたが、僕を残さないと1年前に告げてきた方々に後悔させるような活躍を他のクラブでやってきたいとおもっています」と無念さをにじませた。 今後については「来年のことはまだ何も決まってないので。ただ皆さんと対戦しないチームにいくように努力しようかなと思っています。それで察してください」。やはり次のクラブはJ1ではないようだ。
東スポWEB