健康問題で離脱中のグレッグ・ポポビッチHC、2年目ウェンバンヤマは心配しすぎず「すぐ戻ってくる」
サンアントニオ・スパーズのグレッグ・ポポビッチHC(ヘッドコーチ)は、健康問題のためにチームを離れている。詳細は発表されていないが、2年目のビクター・ウェンバンヤマは過度の心配はしていないようだ。 ポポビッチHCは現在75歳で、NBA史上最年長指揮官となった。スパーズでのHC歴は29年目、これまで5回のリーグ優勝に導き、NBA通算1390勝を誇る。 今季は開幕5試合で2勝3敗だったなか、日本時間11月3日(現地2日)のミネソタ・ティンバーウルブズの約2時間前に原因不明の体調不良に襲われ、アシスタントコーチのミッチ・ジョンソンが暫定HCとしてチームを指揮。ジョンソン暫定HCは「彼は調子が悪いんだ。前にもこんなことがあった。だから準備をしておかなければならないと思う。怪我だったり、病気だったり、調子が悪くなったりと、人生にはいろいろなことが起こる」と説明していた。 11月5日(同4日)のロサンゼルス・クリッパーズ戦、7日(同6日)のヒューストン・ロケッツ戦とアウェー遠征に帯同せず、ポポビッチHCは8日(同7日)のポートランド・ブレイザーズ戦を含む4試合を欠場中。ブレイザーズ戦で12得点(フィールドゴール4/13、3ポイント2/6、フリスロー2/3)、8リバウンド、2アシスト、4スティール、3ブロックを記録したウェンバンヤマは試合後、「ポップからあまり連絡はない。でも、できる限りの情報を僕たちに与えてくれる。だから、彼については心配していない。すぐに戻ってくると思う」と語った。 ジョンソン暫定HCは今季中の復帰は確実かとの質問には明確に答えずも、ポポビッチHCは「順調」だと口にした。 「私たちはずっと話し合ってきた。難しい状況を乗り越えるので精一杯だったから、詳細については話していないし、何も確証はない」 NBAファンをはじめ、多くの人々がポポビッチHCが早くコートサイドに戻ってくることを願っている。
NBA Rakuten