関東フィジークのトップの狙う有力選手たち【マッスルゲート】
初心者トレーニーを中心に人気を集めるボディコンテスト「マッスルゲート」。ゴールドジムが主催しており、エントリーの募集が開始されるや否や締め切りとなる大会もあるなど、まさに大盛況。11月4日に千葉・市川市文化会館にて行なわれた「マッスルゲート関東大会」でもっとも大きな盛り上がりを見せたのは、メンズフィジークだ。 【フォト】メンズフィジーク(一般の部)出場全選手 “海が似合う体”をコンセプトに、サーフパンツでステージに立つメンズフィジーク。近年、マッスルゲートのみならずJBBF(日本ボディビル・フィットネス連盟)主催の大会においても出場選手は年々増加中だ。ボディビルほどの筋量はなくとも、全体のフォルムが「Yの字」のような美しいバランスが求められ、主に上半身の仕上がりが評価を大きく左右する。下半身はサーフパンツで覆われているため直接的な評価対象にはならないが、トップカテゴリーともなると、全体のバランスをつくる上で下半身もしっかりと鍛えている印象だ。 この関東大会では、新人(このカテゴリーでのコンテスト未経験)、マスターズ(40歳以上)、ジュニア(23歳以下)の条件付きカテゴリーに加え、年齢無差別の一般の部として、身長別に分かれて審査を実施。168cm以下級は上之薗二朗、172cm以下級は渡邉匡胤、176cm以下級は西野友軌、176cm超級は翁捷がそれぞれ頂点を奪取した。
2024年のボディコンテストシーズンは大詰めを迎えており、マッスルゲートにおいても、残りは11月17日(日)の北陸大会(石川県金沢市)、12月1日(日)の北関東大会(群馬県高崎市)の2大会を残すのみ。そして12月21日・22日には、全国大会として東京にて「ゴールドジムジャパンカップ2024」が開催される。
文・写真/木村雄大